家族が鬱にかかったらどんな治療をすすめるか

専門科は精神科です

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精神面と身体的面

周囲の人が、やって良いことと悪いこと

「下手な慰めはしない」と、良くいわれます。
自分のことを心配してくれている、期待されているなど、相手の言うことや気持ちはわかりますが、「その期待に応えられない自分」が悲しくなるからです。

うつ病になると意欲がわかず、何もかもが面倒になったり、疲れやだるさを感じることも多くなります。
何をするにも時間がかかるようになり、料理などの手順もわからなくなります。
「うまくできなくて申し訳ない」という気持ちになりますので、「それでいいんですよ」というメッセージを伝え、できたことに対して自信が持てるように接してください。

また、「今ならできる」というタイミングがあり、そのときには自分のペースで動くことができます。
本人のタイムスケジュールはタイトになっているので、何か一つにつまづくと先に進めなくなります。


勤務先での配慮

先ずは、直属の上司と相談のうえ、医師の診断書を提出するなど、職場の理解を得られるようにしましょう。
もしかしたら、ある期間は「休養を要する(休職や休業)」とか「勤務軽減が望ましい」などの記述になるかもしれません。
しかし、休み明けに出勤するのは、とても勇気がいりますし、ブランクがあるので、前と同じように仕事ができるだろうかという不安もあります。
そういう症状が出る病気なのですから、本人は人一倍気になってしまうことでしょう。
そこで、ブランクを作らないために、通院治療と勤務軽減でうまく両立できる場合があります。

勤務先にお願いしたいのは、通院日の確保や、本来なら勤務時間中のところ、減給や休暇を使わないで30分程度の休憩を入れる配慮などです。
可能であれば、本人了解の上で上司が一緒に主治医に会って、病状や勤務形態の確認をしてもらうのも、良いことです。


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